当協会は、薬業貿易を振興し、国民の保健向上に寄与するため、輸入医薬品の安全性及び品質確保並びに安定供給を確保し、会員各社の医薬品輸入事業を支援することを目的とした一般社団法人です。
輸入医薬品の安全性及び品質確保のために、「厚生労働大臣登録試験検査機関」の登録を受けた試験所を会員が信頼して利用出来るよう運営し、また会員に医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下、薬機法)及び関連法規の研修及び講習会並びに説明会等を実施するとともに、海外から優良な医薬品原薬及び中間体等の安定的な輸入を通じて薬業界の発展に取り組んでいます。
協会運営を積極的かつ効率的に行うために、組織運営、財務等に関する事項全般について検討し、協会活動に必要な施策の企画立案を行っています。
会員のニーズ及び科学水準の向上に応じて試験精度の向上と迅速化を目指し、試験検査施設の整備充実策等を立案すると共に、東京及び大阪に所在する試験所は「厚生労働大臣の登録試験検査機関」及び「医薬品の外部試験検査機関」として、GMP対応の設備を備えるよう提案しています。
法令順守の観点から薬機法及び関連法規等の理解を図るために諸問題について調査・研究し、関係規制当局や関連諸団体とも協議を行い、会員にとって必要な情報の速やかな周知伝達を行います。
他委員会と共同して外国製造業者へ日本の薬事制度の周知、情報提供を図るようにしています。さらに会員向けに講習会や説明会等を実施し、業界の発展と向上を目指し活動を行っています。
会員各社が輸入する医薬品原料及び中間体の関税撤廃や軽減を目的に調査・研究し、関係当局と協議を行い貿易促進に寄与しています。
協会会報及び協会ホームページ等を通じて活動状況及び行政や業界情報を会員に発信するほか、会員向けに行う薬事制度等に関する講演会・研修会の開催や国際展示会に参加し出展するほか、外国製造業者等を対象に日本の薬事制度を紹介・啓発する講演会・説明会等を法規委員会と協力して企画立案し開催しています。また、説明会等の開催に当たっては、外国企業団体との国際連携も発展させています。